Tonewoods, naturally seasoned wood for instrument makers

Laboratorio di Liuteria Antica

Tonewoods

Naturally seasoned Italian Spruce

Bosnian Maple

日本語ページへようこそ

こんにちは、日本語のページをご案内させていただきます、村田りかです。

なぜ、ここに日本人が？と思われるでしょうが、実は、このサイトは凝り性こだわり性のイタリア人楽器製作家である私の夫、マルコが、運営しているのです。木のログ選定から最後のパラフィンがけにいたるまで、すべて一貫して責任をもって行っています。要するに、趣味がこうじてこの仕事を立ち上げた訳です。

ここ、ヨーロッパでも品質の良い楽器用の木材をリーズナブルな値段で手にいれるのは簡単ではありません。マルコも、昔は大手の業者に材料を買いにいっておりました。ところが、いろいろな業者で求めた木で楽器を作っても、なぜか、同じような見た目で選んだはずの木材なのに木の響やカーヴィングしていくときの感触がずいぶん違うことに不思議に思っていました。また、私達が知り合ってから、私が彼の製作したすべての楽器を試奏してきましたが、同じ人間が作った楽器なのに、かなりサウンドに違いがあることが判明してきました。数を重ねていくうちに、もうこの違いは材木の質しかない、しかもある特定の地域のものが他よりも格段に優れていることがはっきりしてきたのです。また、実際に昔から木を切り出している人達などと話をし沢山の情報を捜している中で、よい木のはずなのになぜ響きがないのか、という答えも見つけました。

樹木は大自然の中で生かされています。

The answer to all those questions is to be found in the nature.

我々は、かつては大自然との調和の中で自然のもつリズムと一体となって暮らしてきました。その大自然から与えられた知恵のひとつとして、木々を切り倒す時期は、月の満ちかけと季節によって自然にその時期が定まっていたのです。

でも、現代の生活は？

家具などを作るための材木は、一年中休まずに伐採をし、その後すぐに熱を加えて強制的に乾燥させられます。熱を加えるため木材の内部組織が変化してしまっていても外側から見たらその違いは見えないのです。でも、まさか楽器用の木をオーヴンに入れたりしないと思ってしまいますが、業界の裏話、大規模に商売をしている業者では、年中安定した供給をするためにそれは当然のこと、と聞いてマルコは怒りました。また、なぜそこで買った木で作った楽器の鳴りが悪かったのかも納得しました。

せっかく、誠心誠意をこめて楽器を作り上げるのに、質の悪い材料ではその甲斐がない。と、こうなったら自分で木を見つけて最初から最後まですべての工程をやろう。と、「母を訪ねて、、ではなく木を訪ねて三千里」？のマルコのさすらいがはじまったわけです。私も（初めは立場上仕方なく）一緒にお供していくうちに木の不思議な世界に引き込まれていっています。

私達は小さな会社です。必ずしも充分な在庫があるとは限りません。でもだからこそ、すべての板一枚一枚の品質を保証します。製材所とシーズニングの為の倉庫は、イタリア国境から30kmほどの、ヨーロッパ、ユリアンアルプスの中、スロベニアという小さな国にあります。

板一枚からお求め頂けますが、日本までの送料を考えると、ある程度まとまった量のほうが送料は割安です。日本へは、通常国際宅配便でお届けしています。お支払いは、クレジットカードの他に国際郵便為替でもお受けしています。

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メールを日本語でどうぞ（担当　村田りか）

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